必読の良書です→ 『新版 明治天皇』(里見岸雄著/錦正社)


日本人、必読の良書です

『新版 明治天皇』(里見岸雄著/錦正社)

この本を読んで、最初に思ったのは、日本国民すべての人が読むべき本だ、ということです。

学校で、断片的に教わってきて、なんか変なの?と思いつつも、

自分で調べることもせずに過ごしてきたせいで、

日本の歴史も禄すっぽ知らずに生きてきた私でも、この本なら、わかる。

日本という国のあり方が、よくわかる。

スット~~ン、と心に落ちてくる。

大政奉還をした徳川慶喜は、

由緒正しい水戸国体学の家の出であったからこそ、

平静裡に、江戸の町も京都の町も兵火をまぬかれ、

政権の大移動が恭順と平和裡に行われたということです。

もし、

慶喜将軍が、足利尊氏のような人物だったら、

維新の大業は、そうたやすく成就はしていなかっただろう、といいます。

会津人の私が、長年漠然と抱いていたモヤモヤが、すっきりしました(*^_^*)

読み始めたばかりですが、ちょっと抜粋します。
↓ ↓


日本の国というのは、日本人-日本民族が日本の国土の上に築いた生活の組織体であるが、この組織体は、その時々の種々な要因によって様々な変化現象を呈するから、時には激しい変動もみられた。

しかし、日本国という生活組織体は、生物学の用語でいえば、その組織体の根本に一つの核を持っていた。この核を平安朝以来の古い歴史を持つ言葉では、「国体」と言ってきた。もちろん、敗戦後の浅薄なジャーナリズムが国民体育を故意に”国体”と略称した”国体”などとは縁もゆかりもなく、遠く支那の古語に由来し、そして日本独自の用法が発達して、広く国民の精神的生活のよりどころとされた「世界無比」の「日本国体」のことである。

この国体は、日本人の生活組織体である日本国の本質を永遠に同一生命体として維持しかつ発展させようとする日本人の顕在的ならびに潜在的意思に支えられて形成されまた定礎された国家のない質実態を意味するものであり、具体的に言えば皇位と皇統と皇道を要件とする天皇ということになる。

天皇は、それゆえ、一方的、天降りてき支配者とはわけが異なり、日本人全体の心の凝結によって生じたものであり、今日流行の民主主義のような君民闘争の産物ではなく、本来純正の国民的、民族的基礎の上にそそり立つ大生命塔なのである

明治維新は、単に権力を将軍から公卿や天皇個人の上に取り戻したというようなものではなく、久しく埋没していた民族生命本来の大義を発掘蘇生せしめた空前の歴史変革なのである。(51ページ)

続きは、また。

スポンサーリンク
simplicity11
simplicity11

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする