「海の日」と「明治天皇の東北巡幸」



7月17日は、海の日だよね。
今日は、海の日の由来について、お話するね。

明治天皇って、知ってるかな?今の天皇陛下、今上天皇の曾お爺ちゃんにあたる天皇で、日本の国をとてもよく治めた、と国民から尊敬された天皇なんだ。

明治天皇は、明治9年に、東北や北海道を巡幸され、船でお帰りになられたんだ。

横浜港にお帰りになられた日が、7月20日。
その日を記念して、昭和16年に「海の記念日」が制定されたんだよ。
そして、平成8年に、国民の祝日「海の日」になったんだ。

あれっ?
海の日って、第三月曜日??

そう、
平成15年から7月の第三月曜日となったんだ。祝日を週末にくっつけて、まとまったお休みにしようという目的もあって、こうなったんだけど、祝日には、それぞれ意味があるので、いつ、ということも、大切にしなければならないって、僕は思うんだ。

この東北巡幸は、明治天皇の六大巡幸の一つで、明治9年6月2日から7月21日まで、約1か月半行われたんだ。

出発した時、沿道には沢山の人がお見送りに出てきたことが、

この「皇居前の御鳳輦之図」という絵からもわかるよね。

また、随行した岸田吟香という文人さんの「東北巡幸記」には、このように書かれているんだ。

「東北御巡幸の御発輦(れん)を拝まんと、御道筋の両側は、

  万世橋より千住までの間に錐(きり)を立へき隅も無き程に充満し」

東京中が歓送の渦の中にあったことがわかるよね。

「鳳輦(ほうれん)を見かけ両手を合して拝むもあり、

両手を打つもありて何れも遠近の村落より出たる人なるべし」(『鳳輦随行記』)

が各地の歓迎風景だったんだって。

埼玉・茨木・栃木・福島・宮城・岩手。青森の各県を巡幸されたのち、7/16に青森から船で、函館経由で横浜にお帰りになられたんだ。

その時の御召艦が、「明治丸」っていうんだけど、
この船は、その後も色々な用途に活用されたんだって。
例えば
大正12年の関東大震災や、昭和20年の東京大空襲では、被災した多くの住民を収容し、災害救援にも貢献したそうだよ。
明治丸は、日本に現存するたった一つの鉄船であり(現在の船は鋼船)、技術史上貴重な船として国の重要文化財に指定され、現在東京商船大学に保存されていて、見学もできるんだって。
僕も、いつか行ってみたいな。
じゃあ、またね。
<参考>
東京海洋大学
第2回 明治丸フォトコンテスト 結果発表! Twitter始めました 明治丸は...

スポンサーリンク
simplicity11
simplicity11

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする