古来から人物といわれる人に 備わっているもの ~ 安岡正篤の言葉から 


古来から人物といわれる人には、

根本に気力活力骨力というものがある。

これは、あらゆるものを生み出す創造的エネルギーであるから、

現実に甘んぜず、

必ず実現せんとする何物かを発想する。

すなわち、理想・志を持つようになる。

この理想を持った気力を、志気という。

志気は旺盛でなければならないが、

現実の様々な矛盾抵抗にあって挫折するものではなく、

一貫性・持続性・不変性を持った実践でなければならない。

これを志操節操操履(そうり)という。

理想を持ち、

一貫不変の節操を持って生きる人は、

単なる知識ではなく、何がよろしいか(義)

何がよろしくないか(利)という高い価値判断ができる。

これを見識という。

見識は、勇気をもって実践する行為とならなければならない。

その決断力・実行力を持つ時、

これを胆識(たんしき)という。

(安岡正篤)

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