尾形光琳が描いた百人一首のすてきなこと♪ そして、歌の意味を考える時に、、


小倉百人一首のかるたは、色々なものがありますよね。

少し前80代のご婦人が話して下さったことがあるのですけど、

彼女が育った時にも百人一首は大層な人気で、

先生が、木でできたとても立派な札をもっていて、

それはそれは素晴らしかったと、紙じゃなかったのよ~、

それを使うのが楽しくてね~

と懐かしそうに話して下さっていたのを思い出しました。

ここにご紹介した絵柄は、尾形光琳が描いたもの、

いわゆる「光琳かるた」です。

尾形光琳は、江戸時代の画家で、「紅白梅図」や「燕子花図」等、魂を打たれるような

素晴らしい作品が沢山ありますよね。

あぁ~この素晴らしい絵を描いた人ね~って、思い出す人も多いでしょう。

その尾形光琳が小倉百人一首の絵を描いたらしい、と言われていたのですが、長いこと見つからず、幻のかるたと呼ばれていました。

それが、近年、未使用の状態のものが見つかったんですって。

冒頭の写真は、光琳かるたの復刻版を作った京都天狗堂さんの作品です。

これ、ほしいなぁ、、と食指が動きはするものの、、なかなか手が出る価格ではないです。

でも、いつかは、、、

こういう札で、百人一首を楽しんでみたいものだと思います(#^^#)

ところで、iPhoneアプリに、百人一首が楽しめるものがあるそうです。

それを紹介しているブログを見つけました。

百人一首アプリの中でも歌の意味を味わえるものは少ないですが、この「小倉百人一首(無料版)」なら完全無料でサクサクっと歌の意味を味わうことができちゃいます。

私はiPhoneを持っていないので試してみることはできないのですが、

何か、イイ感じですよね~。

無料アプリだそうです。

このページでは、アプリで楽しめる機能などについても説明してくれているのですが、

例に上がっているのが、三番歌の柿本人麻呂の歌

あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の

長々し夜を ひとりかも寝む

歌の意味や解説が、タップすると出てくるそうです。

すごいですね。

このアプリの解説によると、

この歌の意味は、

「山鳥の長い尾のように 長い秋の夜を 一人寂しく寝るのだろうかなぁ」

解説は、

「山鳥は、昼間は雄雌一緒にいるけれど、夜には谷を隔てて寝ると言われ、

孤独感を強める働きをしている」

というように書かれてあるらしいです。

他の解説書みても、やはり、ひとり寝の寂しさを歌ったもの、と書かれてあるのですが、

いや、待てよ!

と。

柿本人麻呂は、和歌の神さまと言われた万葉歌人です。大伴家持が、柿本人麻呂を選定することなど畏れ多くてできない、とまで言わしめた人です。(もしかして、大伴家持じゃなかったら、ごめんなさい。)

その人の歌が、単にひとり寝の寂しさを歌った、というだけなのかな、と。

たったそれだけの意味しかないのかな?

と。

ことふみ郡山で紹介している『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』には、別な意味も含まれていると説明がされていますね。

一番歌~三番歌 に込められた意味は、、
小倉百人一首は、いつ編纂されたの? 小倉百人一首は、平安末期から、鎌倉時代初期にかけて活躍したお公家さんの天才歌人、藤原定家が編纂した...

和歌を生み出すことの大変さを歌ったものだというのです。

なるほどなぁ、、と納得したりもします。

ただ、この本には、参考文献の記載がないので、もっと知りたいという思いを追いかけていくことができないのが残念至極。

柿本人麻呂については、へぇ~~~

とため息が出るようなすごいエピソードがありますし、

そもそも柿本人麻呂が生きた時代は、壬申の乱というとても大きな内戦のおこった時代です。

その辺りのことも、

また別な機会に、つぶやいてみたいと思います。

萬葉集は、壬申の乱の時代の日本の精神文化と歴史を描いた側面もあるんですって。
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