Q.どうして”百人一首”?


『ちはやふる』という映画がとても人気で、百人一首に興味をもつ子供たちも増えていると聞きます。

「女学校で「百人一首」をやったのよ~」

「先生が持ってきてくださった木の札の百人一首が、それはそれは素敵でねぇ」

おばあちゃん達から、こんな話を聞いたことがある人もいるかもしれません。

以前、ことふみでも大人を対象に百人一首をやりませんか?と呼びかけたことがあったのですが、結構評判は良かったです。

「やりたいと思っても、やる場所がないのよねぇ~~。」と嬉しい声もたくさんいただきました。

さて、最近の子供たちはどうなのかな?

あくまで私の接している中での感想なのですが、

小学校では、興味のある先生は、

機会を見つけて児童に百人一首をさせてあげているようです。

休み時間はひたすら百人一首!というツワモノも、過去の大会では現れました。

すばやく取る、上の句の1文字2文字を聞いただけで、下の句が取れる。

その快感は、考えるだけでもわくわくしてしまいますね。

ことふみ郡山の前身 キッズパークで開催した第1回大会は、

五色百人一首20首で、シンプルに速さで勝負しました。

その中で、主催者としては悩んだんです。

初めての子や初心者の子も、楽しかったなぁ、、と思ってくれる内容にできないかなぁ、、

どうすればいいかなぁ、、と。

第2回大会は、ハンデをつけるためのカードを準備しました。

参加者のレベルがわからないので、低学年、中学年、高学年にカテゴリーを分け、それぞれの対戦の最初に、ハンデカードを引いてもらって、能力とは別に偶発的なハンデを設定してやってみました。

腕に覚えのある子たちは、「いやだなぁ、、実力じゃないじゃん」と不満を抱いたのではないかとも思いました。

その気持ち、痛いほどわかります。

でも、

速さだけなら、他の方たちが大会を開いているし、そもそも、そちらが主流。

門外漢の私がやる必要性も意義もないのです。

私がやりたい百人一首は、速さを競うだけのものであってほしくない。

それぞれの歌に込められた日本の心

日本語の麗しさ

歌が詠まれた時代背景などにも、

思いを馳せてほしい、

そういうことに少しでも心の扉が開かれてほしい、そんな願いもあるのです。

なぜなら、

最近、ここ二三十年、私たちの使う言葉が貧困になってきているのではないか、と、

自分の語彙力表現力の乏しさも含めて、疑問に思うようになってきたからです。

例えば、流行りの歌にしても、少し昔の歌は、

比喩がきれいだったり、

言葉を聞いて情景が脳裏に浮かんだり、、

というものが多かったように感じます。

美空ひばりや小椋佳が歌っている「愛燦燦」の歌詞を見ても、そう思います。

最近の流行りの歌は、

話し言葉をメロディーに乗せて歌っている、というイメージを持ってしまいます。

歌に深みがない、というか、

聞き手が、イメージを膨らませて涙する、というような歌詞ではない。

それはそれで、いいし、否定するつもりもないのですが、

なんか、言葉が貧困だよなぁ、、とは、どうしても感じてしまうんです。

それは、本についても言えること。

どうしてなのかな?

もしかして、

現代の私たちは、自分で思う以上に言葉を知らないのではないかな、と。

言葉は、文化

日本語は、日本の文化であり、

2600年以上も連綿と繋がってきた歴史を背負った言葉のはずなのだけど、

私たちは、古事記も知らなければ、万葉集も知らない。

そもそも、学校で教わったかなぁ、、、程度のものでしかないですよね。

歴史を背負った言葉を使いながら、その文化については関心を示さない。

この辺りに、言葉から深みが消えてきている原因があるのではないか、とも思うのです。

百人一首は、だれでも知っている。

一句一句は知らなくても、百人一首という言葉は知っています。

しかも、ずうぅ~と昔から、かるたをしたり、貝合わせをしたりして、親しんできている。

こんなに素晴らしい教材はないと思います。

速さを競う競技は、他に任せて、ことふみ郡山では、ゆったり、まったり、百人一首を楽しみたいのです。

歌について、

へぇ~~、この歌を歌った人は、こんな人で、こういう時代だったんだね~。

それでこの歌ができたのかぁ。。

なんてことが、少しでも心に入って、

他の歌はどうなのかな?と、自分で調べてみたくなったりしてほしいな、と。

そのきっかけになるような大会にしたいなぁ、、と、あれこれ考えているのです。

気軽に参加していただければ嬉しいです(#^^#)

                                        渡部

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