みがかずば玉も鏡もなにかせむ♪ 


競技かるたでは、から札といって、競技が始まる合図の役を果たす「から札」というものがあります。

なにはづに咲くやこの花冬ごもり 今を春べと咲くやこの花

という歌を使うのがお約束なのだそうです。

ただ、普通には、読み手がから札の歌を自由に読んでよいことになっているそうです。

ことふみ郡山の百人一首大会では、昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)のこの歌を詠んでいます。

 みがかずば 玉も鏡もなにかせむ 学びの道も かくこそありけれ

昭憲皇太后は、明治天皇の皇后さま、奥様です。

和歌にはかなりの力量をお持ちで、御生涯に三万首ほどの御歌を残されました。

昭憲皇太后は、女子教育の振興だけでなく、雅楽の復興など広く文化事業・社会事業に意を注がれました。

この御歌は、明治9年に東京女子師範学校、今のお茶の水女子大学におくだしになられたものです。

磨くことをしないなら、玉といい鏡といっても、いったい何になるでしょう。

学問の道もまた同じですよ。

という意味です。

昭憲皇太后は、女子教育の振興に深く心をこめておられ、学問に向かう女子生徒をこう言ってお励ましになれたのですね。

この御歌は、校歌としてとして今も大切にされているそうです。

心にとめておきたい”和歌”の数々 ※to 
和歌の歴史は、かれこれ二千年。 ”五七五七七”という僅か31文字の中に心を詠みこむ、 この表現形式が二千年間ずぅ~っと続...

スポンサーリンク
simplicity11
simplicity11

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする