[五十七番歌]めぐり逢ひて見しやそれともわかぬ間に、、 は、幼なじみのことを詠った歌ですって


めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな

めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月影

新古今集 / 紫式部(むらさきしきぶ)

久しぶりに会った友達は、見たかどうかもわからないほどあっという間に、まるで真夜中につきが雲に隠れるように去ってしまいました。

この歌は、恋の歌かな?って思ってしまいそうですが、実は、幼なじみにあったという歌です。

『新古今集』の詞書(ことばがき)に、

はやくより、童友だち(わらはともだち)に侍り(はべり)ける人の、年ごろ経てゆき逢ひたる、ほのかにて、文月(ふみづき=7月)十日の頃、月にきほひて帰り侍り(はべり)ければ

とあります。

何年かぶりにようやく幼なじみにあったのですが、ほんの少しの時間で、7月10日の夜に帰ってしまったので、、

という意味です。

時間を忘れておしゃべりしたのでしょうか。

この歌に隠された思いは、どんなものなのでしょうね。


★かるた取りのポイント

この歌は、一字決まりの歌です。

「め」と詠んだら取れます。☺

・百人一首の中には、最初の一文字でとれる一字決まりの歌が7枚あります。

「むすめふさほせ」

↑これについては、機会をみてご説明しますね。


★参考文献

平成30年8月開催予定 第3回小学生百人一首大会
「青札一覧」 
青札にある20首の歌について、意味など知ってほしい事柄を書き綴っていきます。 書いたものから、順次リンクを張っていきますね。 ...
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