[英霊の言の葉]最後の日記


最後の日記

海軍大尉 市島保男命

・神風特別攻撃隊第五昭和隊 昭和20年戦死 早稲田大学第二高等学院生 東京都出身 23歳

ただ命を待つだけの軽い気持ちである。

隣の室で「誰か故郷を想はざる」をオルガンで弾いてゐるものがある。

平和な南国の雰囲気である。

徒然なるままにれんげ摘みに出かけたが、今は捧げる人もなし。

梨の花とともに包み、僅かに思ひ出をしのぶ。

夕闇の中を入浴に行く。

隣の室では酒を飲んで騒いでいるが、それもまたよし。

俺は死するまで静かな気持ちでいたい。

人間は死するまで精進し続けるべきだ。

ましてや大和魂を代表するわれわれ特攻隊員である。

その名に恥ぢない行動を最後まで堅持したい。

俺は、自己の人生は、人間が歩み得る最も美しい道の一つを歩んできたと信じている。

精神も肉体も父母から受けたままで美しく生き抜けたのは、神の大いなる愛と私を囲んでいた人びとの美しい愛情のおかげであった。

今かぎりなく美しい祖国に、わが清き生命を捧げ得ることに大きな誇りと喜びを感ずる。

『英霊の言の葉(1)』靖国神社 社頭掲示集)

英霊の言の葉
数日前、久しぶりに靖国神社に詣でました。 神社の境内に吹く風は、いつもとても清々しくて、心が洗われるのを感じます。 70...
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