遠つおやのしろしめしたる大和路の、、  昭和天皇の”旅”の想い 


遠つおやの しろしめしたる 大和路の 歴史をしのび けふも旅行く

昭和天皇御製

この歌は、昭和60年の新年歌会始(うたかいはじめ)の御題(ぎょだい)「旅」に賜った御製です。

昭和天皇は、昭和54年、56年、59年と3度奈良に行幸をされています。

そのうち56年には、神武天皇(じんむてんのう)の畝傍山陵(うねびやまりょう)に参拝なさっておられます。

神武天皇は、124代遡っての「遠つおや」であらせられますので、その時のご感慨が昭和60年のお題「旅」に反映されたという解説を、小堀桂一郎氏が『平成新選百人一首』の中でしています。

日本は、伊耶那岐神(いざなぎのみこと)と伊耶那美神(いざなみのみこと)が、天之御中主(アメノミナカヌシの神さま)に、不思議な力のある天之沼矛(あめのぬほこ)を渡され、天の浮橋(あめのうきはし)に立って、天之沼矛(あめのぬほこ)で、海をかき回してできたんですよね。

※興味のある人は、こちらを参考にしてね↓

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「遠つおや」という言葉からは、悠久の歴史を感じますよね。

天皇陛下だけではなく、私たち一人ひとりも、遠いご先祖様を持つ存在。

悠久の歴史から生まれてきた存在なのだということを、改めて思います。

無駄に過ごしたら、バチがあたりそうですね。

参考)

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