偶然見つけた 海軍省教育局の国語教科書がすごい!


昨日、偶然見つけたんです。

海軍省教育局発行の國語教科書なるものを。昭和19年発行です。

国立国会図書館デジタルコレクションで、読むことができ、

なんと、ダウンロードもできるんです。

練習兵用の『国語教科書 巻1/巻2』

海軍省職員講習用『国語教科書』

の3冊です。

めちゃめちゃ、面白いです。

というか、すごい!

というか、

日本の国の国柄や歴史をこういう形できちんと共有していたんだなぁ、、昔の人は。

これなら、一致団結できるよなぁ。。

羨ましいな。

と思いました。

だって、私なんて、学校でこれらのことは、なぁ~んにも教わってこなかったから。

何も知らないんですよね。

北畠親房(きたばたけちかふさ)という名前は知っていても、彼がどんな内容のものを書いたかなんて読んだことなかったし、全く知らなかったのですけど、

今回の発掘?のおかげで、北畠親房が聖徳太子について解説している内容を読むこともできちゃったわけ。

しかも、さすが教科書!読みやすい!

これって、すごくないですか?

ささっと、どんな内容が含まれているのか紹介しますね。

まず、練習兵用の巻1

・昭和天皇が暗闇の中軍艦から沿岸をずぅ~っとご覧になられているお姿を偶然目にした人のお話

・君が代の歌について

・日本(山村幕鳥の詩)

・南十字星(天文学者 山本一清が分かりやすく説明している文章)

・日いづる国(哲学者 小林一郎の文章)

・日章旗について(昭和天皇の教育係だった 杉浦重剛の文章)

南洲遺訓(西郷隆盛)

・わが国民性(江戸時代の儒学者 山鹿素行の文章)

他、多数。

練習兵用 巻2

・明治天皇(明治の功臣 田中光顕の文章)

・海軍の伝統

東郷元帥と乃木大将(哲学者 安部能成(あべよししげ)の文章)

・海戦経過奉告(東郷平八郎

・萬葉集

・徒然草

・漢詩三首

神皇正統記(じんのうせいとうき) (北畠親房)

・大東亜共同宣言

その他、陸奥宗光、杉浦重剛、高村幸太郎、など。

海軍省職員講習用には

・撃ちてし止まむ(古事記

・八紘一宇(日本書紀

・紀元二千六百年頌(北原白秋

・憲法十七条(聖徳太子・北畠親房による解説)

・ますらをぶり(萬葉集

太平記

士規七則(吉田松陰)

・吉田松陰におくる(佐久間象山

・松下村塾(徳富蘇峰による解説)

・帝国海軍の伝統

等。

古来からの「知」を学んでいるんですよ。

こういう文化・歴史・知識・倫理観の共有があったからこそ、

一致団結して国づくりができたんだなぁ、、

と、つくづく羨ましくなりました。

名前しか知らなかった人の文章を読めるなんて、超ハッピーです。

それにしても、

敗戦前は、みんなこういう学問をしていて、意識が共有されていたんですよね。

だけど、私たちには馴染みがない。

この断絶を、なんとか紡ぎ直していきたいなぁ、、

と、志を新たにした次第です。