「君が代」の歌詞は誰が作ったの? 天皇陛下ご即位30年に想いを馳せてみよう


国歌「君が代」は、

平安時代前期に編纂された

勅撰和歌集『古今和歌集』に

収録された歌なんですって。

『古今和歌集』(延喜5年 905年 奏上)には、

仮名序

春夏秋冬の歌、

賀歌、離別歌、恋歌等が収録されていますが、

この「君が代」の歌は、

巻第七の「賀歌」に

読み人しらず

題しらず

としておさめられています。

わがきみは 千代にましませ さざれ石の
       巌(いはほ)となりて 苔のむすまで

意味

あなたは、千年も万年もお健やかに長生きしてください。

細かい石が大きな岩となって、苔が生える先々までも。

長寿を祈った歌だそうです。
「わがきみ」の「きみ」は、
当時は「主君」の意味ではなくて、
敬愛する相手に対して使われた言葉だそうです。
これが、
後に
『和漢朗詠集』で
君が代」となり、
それが流布本『古今集』
(巷に広まり人々によく読まれた、今でいう雑誌のようなものでしょうか)と混ざって、
国歌「君が代」となり、
あなたが生きていらっしゃる間という意味の「君が代」が、
天皇の治世」というようにもなっていったそうです。

俊成本以降は「千代に八千代に」となっているそうなのですが、

もともとは

「千代にましませ」

だったらしいです。

俊成本っていうのが、

どういうものなのか、

よくわからないので、

この辺りのことは追々調べる課題にしたいと思いますが、

千年以上前に作られた和歌が
「君が代」
だなんて、
すごいと思いませんか?

参考)新潮日本古典集成〈新装版〉 古今和歌集


カール・ベームの「君が代」

20世紀を代表する指揮者と、世界最高のオーケストラによる「君が代」 カール・ベーム指揮 ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 1975年3月16日 NHKホール

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