花の色は移りにけりないたずらに
わが身よにふるながめせしまに
(小野小町 おののこまち)
知らない人がいないくらい有名なこの歌は、
小倉百人一首に入っています。
五色百人一首なら、緑札のなかにありますね。
これは、
女性が年をとって老いてしまったことを嘆く歌ですよ~、
って聞いたこと、ありませんか?
「花はむなしく色あせてしまった。
春の長雨がふっている間に。
そして、私の容姿もむなしく色あせてしまったわ。
いたずらに世を過ごして物思いをしている間に」
と。
え~っ、そんな意味ぃ?
と女性としては複雑な気持ちになったりします。
「花の色は、、」が老いを嘆く歌っていうのは、本当?
この解釈に異を唱えているのが、
ここでも紹介している
『ねずさんの 日本の心で読み解く百人一首』です。
彼は、
絶世の才色兼備の小野小町が、そんな歌を詠むかなぁ。。
詠んだとして、そのような意味だとしたら、
それが古今集に収録される名歌なのだろうか。
と。
つづきは、、↓
[九番歌] 花の色は 移りにけりな いたづらに、、には、意外な意味が?
コメント
[…] 我が身世にふる ながめせしまに …kids88.org 小野小町の「移りにけりな、、」は老いを嘆く歌って、ホント? 花の色は移りにけりないたずらに わが身よにふるながめせしまに […]