『古事記』の編纂は天武天皇が稗田阿礼に命じ 元明天皇の時 太安万侶が完成させました


天智天皇と天武天皇と額田王の関係についてお話ししましたが、↓

額田王、天武天皇、天智天皇。この3人の関係からみる壬申の乱の頃の日本

額田王と大海人皇子(天武天皇)と天智天皇。この三角関係からみる壬申の乱の頃の日本の情勢
天智天皇や天武天皇の時代は、日本が独自の国柄を内外に示した日本史上とても重要で面白い時期だったようです。 天武天皇と額...

ここでは、天武天皇の偉大なる業績の一つ、『古事記』の編纂を命じたことについてお話します。

『古事記』は、壬申の乱後、天武天皇が国の成り立ちを説明するために編纂することをお考えになったことがそもそもです。

『古事記』は奈良時代の和銅5年(712)に完成した、日本で一番古い歴史書のひとつです。

38代天武天皇(在位668-71)は、壬申の乱後 新しい国づくりを目指すなかで、

国の成り立ちを説明するために『古事記』をまとめようと思ったのですね。

そのとっかかりとして、まず、様々な家から、各天皇の即位から亡くなるまでの出来事などをまとめた書物である『帝紀』と、神話や言い伝え 歌謡などを集めた『旧辞(きゅうじ)』を集めました。

天武天皇は、「これらは国家組織の根本であり、天皇の政治の基礎となるものだけれど、事実を違う部分が多い。間違いを削って真実を記録し、後世に伝えよう」と、稗田阿礼(ひえだのあれ)に詠み覚えさせました。

稗田阿礼は、一度聞いたことは忘れない人だったそうです。

しかし、天武天皇の時代に完成することはなく、その後三代後の元明天皇の時代に、稗田阿礼が記憶していたことを太安万侶(おおのやすまろ)がまとめ、遂に和銅五年(712)に『古事記』が完成しました。

古事記には何が書かれているの?

『古事記』は、上巻、中巻、下巻の全三巻からなっています。

上巻には、序に続き、天地の始まりから神々の物語、

中巻には、初代天皇から第15代応神天皇まで

下巻には、第16代仁徳天皇から第33代推古天皇までの

天皇についての出来事や言い伝えが収められています。

みんなが知っている「いなばの白うさぎ」「ヤマタノオロチ」などの話は、上巻に出てきます。

また、中巻・下巻には、今も残る奈良の地名が多くみられます。

古事記入門のおすすめは?

難しそうだからよみたくないなぁ、、

こんな先入観を払ってくれるのが、竹田恒泰さんの『古事記完全講義

講義録なので話し言葉、そして武田さんの話術によって

古事記がとても楽しく伝わってきます。

竹田恒泰さんの『古事記』シリーズは、下記もおすすめですね。

その他には、『日本を元気にする古事記のこころ 改訂版』(小野善一郎著)も、

古事記からくみ取るべき日本の心についてのお話があり、どのように日々生活をしていくべきか、深く考えさせられて、とてもいいです。

ちょっとひとこと

今年令和元年は、御代替わり。

せっかくなので、昔の日本に思いを馳せてみるのも楽しいですよね。

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