若の浦に潮満ちくれば潟を無み 葦邊をさして鶴鳴き渡る ~(山部赤人/万葉集)


若の浦に潮満ちくれば潟を無み 葦邊をさして鶴鳴き渡る ~ 山部赤人(万葉集 巻六)

山部赤人(やまべのあかひと)は、奈良時代の大歌人。

聖武天皇の行幸にしばしば従い、多くの歌を献呈しました。

この歌は、神亀(じんき)元年(西暦724年)、聖武(しょうむ)天皇の紀伊の国御幸に随行して若ノ浦、今の和歌山県若ノ浦に来た時に詠んだものです。

★意味★

若ノ浦に潮が満ちると潟(満ち潮の時は隠れ、潮が引くと現れる洲)もなくなってしまうので、干潟に群がる鶴が葦の生えた水辺のほうに鳴きながら飛んでいくよ。

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