江戸時代を通じて儒教は大きな影響を与えていました(明治維新)


明治維新が政治的奇跡と言われるような政体の変更が成功した背景には、江戸時代に国学や儒教が盛んで学ぶ人が多かったということもあります。

江戸時代を通じて儒教は大きな影響を与えていました

江戸時代を通じて、思想・学問・政治・文化に大きな影響を与えたものは、儒教でした。

儒教を敢えて概論しますと、最も現実に即した倫理及び政治に関する教えであり、

人間の倫理を「君と臣」「親と子」「夫と婦」「長と幼」「朋友相互」の5つの関係に分類し、この倫理を通じて道徳が実践されるところに文明が発達する、という考えです。

倫理道徳の頽廃するところには何も生まれません。

それぞれの国家の一番の違いは、人材の優秀さ凡庸さの違いです。

以下、安岡正篤先生の言によります。

人材は徳を體とし、才を用とする。

才徳雙全は聖人、

才徳兼亡は愚人、

徳、才より勝るるは君子、

才、徳より勝るを小人という。

如何にして聖人・君子即ち人材を養うかが教学であり、

その人材を知り、

之を用い、之に任すのが政治である。

治者に人材無く、

治者が時代人心の要望に応ずる能力を失い、

職責を怠り、

享楽に耽溺し、

賢者を妬忌し、

私黨を結んで相争うようになれば、必ず国家は衰亡を招く。

凡そ生は天地の大徳であり、

人はその最も霊なる者であるが、

衆人は教養を待たねばその霊なる所以を覚らずして堕落する。

衆人を導いて道徳文明に高めてゆくのが政治の使命である。

政は正であり、政治は政教であるとする。

感想

政治は権力支配がともないますので、道徳的腐敗堕落を招きやすいものです。

道徳を実践することの必要性が今ほど求められている時はないのではないかと、

幼稚園化してしまった国会の騒乱をみて思うのです。

また、

この5つの分類をみると、唖然としませんか?
最近、疎んじられている項目ばかりです。

え~~~~っ!!

ということは、文明を自ら破壊しまくっているってこと?私たち。(泣)

参考)

『東洋的学風』(安岡正篤著)

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