難波潟短き葦のふしの間も 逢はでこの世を過ぐしてよとや(伊勢)-19番歌 ~第6回小学生百人一首大会エントリ受付中


難波潟短き葦のふしの間も 逢はでこの世を過ぐしてよとや

(伊勢 / 872頃-938頃)

★現代語訳★

難波潟に茂る葦の、ふしとふしの間位短い時間さえも、あなたに逢わずに過ごせというのでしょうか。

★解説★

伊勢は、平安時代初期の女流歌人。三十六歌仙の一人です。

伊勢守(いせのもり=三重県知事) 藤原継蔭の娘で、初めは宇多天皇の后 温子(おんし)に仕える女官の仕事をしていましたが、温子の弟 藤原仲平と恋仲になりました。

しかし、この恋は破局。

その後仲平の兄 藤原時平と熱愛破局、しばらくして宇多天皇の寵愛を受けて天皇の皇子を生み、伊勢の御息所(みやすどころ)と呼ばれるようになりました。

所がその皇子は早世してしまいます。

そして今度は宇多天皇の皇子 敦慶親王と結ばれ、女流歌人の中務(なかつかさ)を生んでいます。

伊勢というと、恋多き女の代名詞のように言われる向きもありますが、伊勢の運命を追ってみると、かなり悲しく切ない思いを自分の中で昇華させながら一生懸命いきた女性のように思われます。

それにしても、どれほどの才能と愛されてやまない人柄だったのでしょうね。

★「葦」を題材にした和歌

難波人葦火焚く屋の煤してあれど 己が妻こそめづらしき

「難波人葦火(あしび)焚く屋の煤(す)してあれど 己が妻こそ常めづらしき」(万葉集)こういう女性増えたらいいのに、、
難波人(なにわびと)葦火(あしび)焚(た)く屋(や)の煤(す)してあれど 己が妻こそ常めづらしき 「難波人(なにわびと)葦火(...

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コメント

  1. […] 難波がた短き蘆のふしの間も 逢はでこの世をすぐしてよとや […]