明けぬれば暮るるものとは知りながら なほ恨めしき朝ぼらけかな[五十二番歌:藤原道信朝臣]


明けぬれば暮るるものとは知りながら なほ恨めしき朝ぼらけかな

(藤原道信朝臣971-994/後拾遺集)

★意味★

夜が明けてもやがて夕暮れになって、またあなたに逢えるとわかってはいるけれど、それでも恨めしく思ってしまう夜明けです。

★解説★

『後拾遺集』の詞書に「女のもとより雪降りはべる日帰りてつかわしける」とあります。

逢瀬の後後朝(きぬぎぬ)の別れをし家に戻ってから女性に贈った歌です。

藤原道信朝臣は平安時代中期の歌人で、母親は「哀れともいふべき人は思ほえで 身のいたづらになりぬべきかな」(四十五番歌)を読んだ謙徳公の娘です。

藤原道信は『大鏡』で「いみじき和歌上手にて心にくき人」と評されています。

とても和歌が上手だったのですね。藤原道信は23歳の時に伝染病で亡くなりました。

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