凡そ事をなすには、まさに人を尽くして天にまかすべし。:佐藤一斎 ~2/11小学生百人一首大会エントリー受付中♪


「人事を尽くして天命を待つ」とよく言いますが、

佐藤一斎先生も、似たようなことをおっしゃっています。

凡そ事を作(な)すには、当(まさ)に人を尽くして天に聴(まか)すべし。

人有り、

平生(へいぜい)放懶怠惰(ほうらいたいだ)なり。

軏(すなわ)ち人力もて徒(いたずら)に労するとも 益なからん、

数(すう)は天来に諉(ゆだ)ぬと謂わば、

則(すなわ)ち事必ず成らじ。

蓋(けだ)し是の人、天之れが魄(たましい)を奪いて然らしむ。

畢竟(ひっきょう)亦(また)数なり。

人有り、

平生(へいぜい)敬慎勉力(けいしんべんりょく)なり。

乃(すなわ)ち 人理(じんり)は尽くさざるべからず。

数は天成(てんせい)に俟(ま)つと謂わば、

則ち 事必ず成る。

蓋し是の人、天之れが衷(ちゅう)を誘(みちび)きて然(しか)らしむ。

畢竟 亦数なり。

註)数→運命

★意味★

人がことをなすには、できる限りのことをすべてして、あとは天にまかすべきである。

ある人は、普段我儘で怠け者である。

「どんなに働いても何も益はない。運は天まかせさ。」と言っているので、

何事もうまくいかない。

思うに、この人は天が魂を奪い去ってこのようにしたのである。

これも運命だ。

ある人は、普段慎み深く勤勉である。

「人のなすべき道理は尽くさなければならない。運命は天の定めに従う」

と言っているから、何事も必ずうまくいく。

このように、この人は天がその心を導いてこのようにしたのである。

これもまた運命だ。

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