水戸の偕楽園にある好文亭のふすまの絵が美しすぎる!


庭いっぱいに咲き誇る梅で有名な水戸の偕楽園の中に「好文亭(こうぶんてい)」という建物があります。

水戸藩第九代藩主徳川斉昭(とくがわなりあき)(烈公)の別邸。

この好文亭は、徳川斉昭が藩内の人々と一緒に楽しむ場として建てました。

なんと、ご自身で場所を決め設計もしたそうです。

楽寿楼

三階は「楽寿楼」といって、藩主がお出ましの時のみ使われました。

ここから眺める景色の素晴らしいこと、素晴らしいこと。

梅の花が咲いたらどんなに美しい景色になることか。。

大河内躬恒(おおこうちみつね)の和歌に

世を捨てて 山に入る人 山にても

なお うきときは いづち行くらん

というものがありますが、これを元に烈公(徳川斉昭)はこう詠みました。

世を捨てて 山に入る人 山にても

なお うきときは ここに来てまし

昔の人はおしゃれ。粋ですよね。

この好文亭(こうぶんてい)の「好文」というのは「梅」の事だそうです。

「学問に親しめば梅が開き、学問を廃すれば梅が開かなかった」という中国の故事からとりました。

好文亭には、北原白秋も昭和10年(1935年)に訪れ、

「好文亭 梅の間を題して読む」

梅の間よ 今は眺めてしづかなり

一際(ひとすみ)にしろき梅の花見ゆ

という歌を詠みました。

偕楽園には梅が所狭しと咲いていますが、崖にも急勾配のところにも梅の木があります。

そんな梅を見て、正岡子規は昭和22年(1889年)にこんな句をよんだそうです。

崖急に 梅ことごとく 斜めなり

正岡子規はこの梅をみて句をよみました。まだ0.2分咲き位でした。

さて、

好文亭の中には、配膳用昇降機、いわゆるエレベーターがあります。

1階の調理室から3階の殿様のお部屋に運ぶのに、階段ではなくこのエレベーターに載せて、するするっと運んだなんて、かっこよすぎやしませんか?

手動のエレベーターとしては日本初だそうです。

手動のエレベーター すごっ!

今週末から梅まつりが開催されるのですよね。

行楽のプランの一つにお薦めです。

心が洗われます。

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コメント

  1. […] 梅の花の咲く季節に、水戸の弘道館と偕楽園を訪ねてみたいものですね。 […]

  2. […] 水戸の偕楽園にある好文亭のふすまの絵が美しすぎる! 庭いっぱいに咲き誇る梅で有名な水戸の偕楽園の中に「好文亭(こうぶんてい)」という建物があります。 水戸藩第九代藩主徳川斉昭(と…kids88.org […]