文化というのは空漠たる 砂地に種を蒔くような事業である:三谷晃一


小学生に古典や百人一首を通じて、日本の国柄や先人の知恵を学ぶ機会を作ってあげたい。

そんな想いで取り組んでいることふみ郡山ですが、時々、なんでこんなことやってるんだろ。。と、自分の力不足を悲しんだりします。

数日前すこし弱音を吐いたら、ある人に言われました。

「君は砂地に種を蒔く列に加わったんじゃないの?」

ハッとした私です。

文化というのは空漠たる 砂地に種を蒔くような事業である

この台詞は、郡山の詩人 三谷晃一先生の詩の中にあって「砂地にタネを」という題名です。

昔、青年会議所で活動していた時にこの言葉よく聞いたなぁ、、と。

とても含蓄のある素敵な詩なので、ご紹介します。

文化というのは

まことに空漠たる。

たとえば

砂地に

花のタネを蒔くような

事業だと

ぼくは思うのです。

けれども

それがやがて

たくさんの花を咲かせる

と信ずることから

文化は始まるのです。

文化。

なんと空漠たる

観念の響きでしょう。

しかしあなたも

そして ぼくも

タネを蒔くその列に

黙って連なりました。

きょう

あなたは去りました。

あなたの行く先きを

ぼくは知りません。

しかしみんなは見るでしょう。

あなたの去ったあとに咲きほころびが

たくさんの花、花を。

まるでいつもそうしているように

しずかに臥床に眠っている人よ。

あなたの多くの息子、娘たちが

それを見るでしょう。

あなたが残していった

実にたくさんの足あとを。

その花、花を。

(三谷晃一)

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コメント

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