春の苑くれなゐにほふ桃の花 下照る道に出てたつ少女:大伴家持


今日は桃の節句ですね。

子供達が健やかに育ちますように。

こんな日には、暖かな心に包まれそうな大伴家持の和歌を味わいたいですね。

春の苑(その)くれなゐにほふ桃の花 下照る道に出てたつ少女(おとめ)

春の苑くれなゐにほふ桃の花 下照る道に出てたつ少女

大伴家持

★意味

春の苑が一面、紅に照り映えています。

その桃の花の樹の下まで照り輝く道に、

ふっと立っている乙女よ

★解説

この歌は、大伴家持が越中(富山県)国守の時代に詠まれたものだそうです。

美しい紅色の鮮やかな桃の花が一面に咲いていて、花あかりの照る道に乙女が立っている、、

春のうららかな情景が目の前に繰り広げられてきますね。

★作者

大伴家持(718-786)は、『万葉集』の編纂者です。

大伴家持は、皇室をお守りする豪族の家長だったので、

彼の歌には、国を守る歌や、戦死した兵士への鎮魂歌なども沢山あります。

第二国家と言われている「海ゆかば」は、大伴家持の歌で、

戦死者への鎮魂が込められています。

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