上に立つ者が学ぶべき三徳は「智」「仁」「勇」。三種の神器、論語、言志四録、みな同じ。


政治の要諦は、「誠」と「敬」である。

誠は誠実であること

敬は、目上のものには敬意を払い、目下のものを侮らないこと

ある本の中にあったこの言葉が、脳裏に刺さったままです。

今の日本社会、このどちらも忘れ去られて久しいように思えて、

この言葉を読んだ時に、

そうだよね~、ホントはそうなんだよね~

と不思議な感覚に捉われました。

それはそうと、

佐藤一斎の『言志四録』の中に、上に立つ君主たるものは、3つの徳を学んで身につけなければならないという記述があります。

上に立つ者が学ぶべき三徳「智」「仁」「勇」

人主(じんしゅ)の学は、智・仁・勇の三字にあり。

能(よ)く之を自得せば、特(ひと)り終身受用して尽きざるのみならず。

而(しか)も掀天掲地(きんてんけいち)の事業、

憲(のり)を後昆(こうこん)に垂るべき者も、

亦(また)断じて此れを出でず。

★意味★

人の上に立つ君主たる者は、智・仁・勇の三字を学ばなければならない。

これをよく自分のものにしたならば、生涯この三徳を受け用いて尽きることがないばかりか、

天地をひっくり返すような大事業を成し遂げることができる。

また、そうした手本を後世に残すことができるのも、

この智・仁・勇を実践する外はない。

「智」「仁」「勇」の3つの言葉は、論語にもあります

「智」「仁」「勇」。

この三徳は、『論語』にもあります。

知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼(おそ)れず

という言葉ですね。

その他にももっとあったような。。。

そう、そうです。

少し前にお話した「三種の神器」の時に出てきたんです。

三種の神器(じんぎ)は、日本民族精神の三大「達徳(たつとく)」を示しています。
昨年 令和元年に践祚(せんそ)の式が執り行われました。 践祚というのは、天皇陛下が御位につかれることをいいます。 「践祚...

三種の神器は「智」「仁」「勇」を表象しています

は、誠より発する智慧、無我より発して内外を照らす「智」を。

は、なごやかな仁愛、万有を包み込む「仁」を。

は、勇、なにものにもとらわれない不断向上の活動「勇」を。

表しているそうです。

感想

佐藤一斎先生も、論語も、そして、三種の神器が表象しているものも、

みんな同じ「智」「仁」「勇」。

これって、単なる偶然なのでしょうか。。

驚きです(#^.^#)

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