月を看る 花を看る :佐藤一斎


月を看るは、清気を観るなり。

円欠晴翳(せいえい)の間に在らず。

花を看るは、生意を観るなり。

紅紫香臭(こうしこうしゅう)の外に存す

佐藤一斎『言志四録』

★現代語訳★

月を眺めるのは、清らかな気を鑑賞するのである。

丸くなったり欠けたり、晴れたり翳(かげ)ったりするのを見るのではない。

花を看るのは、生き生きとした花の心を観るのだ。

花びらの紅や紫といった色や香り匂いの外にこそ、見るべきものがある。

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