逆境にあっても敬う気持ちを持てば乗り越えられる:佐藤一斎


佐藤一斎の『言志四録』の中から、逆境の時の心持についての訓話をご紹介します。

逆境にあっても敬う気持ちを持てば乗り越えられる:佐藤一斎

人の一生には、順境有り、逆境あり。

消長の数、怪しむべき者無し。

余又自ら検するに、

順中の逆有り、

逆中の順有り。

よろしくその逆に処して敢えて易心を生ぜず、

その順に居りて敢えて楕心(だしん)をなさざるべし。

唯だ一の敬の字、以て逆順を貫けば可なり。

ゆっくり、じっくり読むと、意味が見えてきますね。

順境にいるからと言って怠け心を起こしてはいけない。

「敬」の一字を心において、順境も逆境も一貫した心で臨めばいい。

そういう意味ですね。

平常心を持って危機を乗り越えるためにもう一つご紹介します。

心は平(たいら)なるを要す。

平なれば則ち定まる。

気は易(い)なるを要す。

易なれば則ち直し。

佐藤一斎『言志四録』

気持ちが平安で安らかであれば、何事も真っ直ぐに行われる。

コロナ危機という未曾有の危機に直面していますが、なんとか平常心を持つように心がけてみんなで乗り越えていきましょう。

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