新米、いつ食べる? 今でしょ!……….えっ? ~神嘗祭、新嘗祭のこと~


新米を食べる前に、ちょっと思いを馳せてみませんか? 天皇陛下が新米をお召し上がりになる日の事、 天照大御神や天孫降臨、ゆにわの稲穂の神勅のお話など。 #新米と天皇陛下と天照大御神 #神嘗祭と新嘗祭 #日本は瑞穂の国 -- ■ここは、神話,百人一首,かるた大会,論語,歴史。古典に親しみ、日本の心を小学生ら次世代に伝...

昨日お店に行ったら、「新米 発売ですよぉ~!」って、すごく賑わっていた。みんなはもう食べた?新米って、本当においしいよね~。

でも、知ってる?

天皇陛下は、ある祭祀が行われるまでは、新米をお召し上がりにはならないんだ。
9/15に天皇陛下は皇居内にある水田で稲刈りをなさったよね。5月に自らお手で田植えをなさった稲を、借り入れになられたんだ。

100束もの稲穂を、機械ではなく、手で刈り取られたのだけど、収穫されたお米は、10月17日に伊勢神宮で行われる神嘗祭で天照大神に奉納されるんだ。

神嘗祭というのは、収穫された初穂を天照大御神にお供えし、五穀豊穣を感謝する、伊勢神宮のお祭りの中でも一番重要なお祭りなんだよ。

天孫降臨でニニギノミコトが天下る時に、天照大神が ゆにわの稲穂を渡して、稲を育てて、日本を栄えさせなさいという言葉を与えられた 、いわゆる「由庭稲穂(ゆにわのいなほ)の神勅」が、日本書紀という歴史書に書かれているのだけど、それを、今に至るまで、歴代天皇がずぅ~っとお守り続け実践されているんだ。

「また勅して曰(のはま)はく「吾が高天原(たかまがはら)に所御(きこしめ)す斎庭(ゆにわ)の穂(いなのほ)を以て、また吾が児に御(まか)せまつるべし」

「高天原で育てられている神聖な稲穂を我が子に与えます。」ということ。

ゆにわの稲穂を撒(ま)いて地上で稲作をしなさい、という意味なんだ。

そして、
11月23日に、宮中で執り行われる新嘗祭(にいなめさい)で、収穫された初穂を天照大御神や天神地祇(てんじんちぎ)、天つ神(あまつかみ) や 国つ神(くにつかみ) 、つまり、すべての神々にお供えし、五穀豊穣を感謝されたあと、これらを神様からの賜わりものとして 天皇陛下もお召し上がりになるんだ。
新嘗祭が終わって初めて、天皇陛下は新米をお召し上がりにはなる。それが、昔からずっと続いてきた日本の伝統なんだ。
日本は「瑞穂の国」っていうでしょ? ここからきているんだね。

天孫降臨の時に、天照大神は、ニニギノミコトに、地上に降りてお米を育て日本を繁栄させなさいとお命じになられ、ニニギノミコトは一生懸命 稲を育てた。それが、今に至るまで、ずうぅ~~と、天皇陛下の大切なお仕事として続いている。

2600年以上も神様の言いつけを守ってきたなんて、凄くない?

そういえば、百人一首の第一首も、天智天皇が御自ら、粗末な庵で、刈り入れのすんだ藁を編んでいらっしゃるという御製だよね。
秋の田の刈り穂の庵のとまをあらみ 我が衣手は露に濡れつつ
天皇自ら率先して労働する。
働くことは貴い事だということを、自ら行動で示してくださっている。こんな日本に生まれたことを僕は誇りに思うよ。

じゃあ、またね。

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