小倉百人一首を読み解こう


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せっかく百人一首大会を開くのですから、それぞれの歌が詠まれた時代背景や世相、隠された真意等について考えてみましょう。

ここでは、『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』という本に書かれてあることを、私も勉強するつもりで、簡単に紹介していきたいと思います。

百人一首、詠めば詠むほど、奥が深い。

詠まれた時代のことや、当時の人々の習慣や想いなどに想いを馳せるにつれ、百人一首というのは、壮大な叙事詩だということに、深い感銘を受けます。

この紹介で興味を持たれた方は、是非、実際に本をお求めになって読んでみることをおすすめします。ちょっと、そこらの小説よりも、味わい深~い物語を楽しむことができますよ。


ねずさんの 日本の心で読み解く「百人一首」

小倉百人一首 一番歌~三番歌 に込められた意味は?
小倉百人一首は、いつ編纂されたの? 小倉百人一首は、 平安末期から、鎌倉時代初期にかけて活躍したお公家さんの天才歌人、 藤...
田子の浦に、、 山部赤人の和歌の意味は? ~百人一首かるた4番歌~
田子の浦に 打ち出でてみれば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ                            山部赤人(やま...
[五番歌]「奥山に、、」には、どんな想いが込められているの? ~百人一首かるた~
奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき                        猿丸太夫(さるまるだゆう) ...
[六番歌]かささぎの、、中納言家持の歌の真意は
鵲(かささき)の 渡せる橋に 置く霜の 白きをみれば 夜ぞ更けにける 中納言家持(ちゅうなごんやかもち) 現代語訳は、「...

第4回小学生百人一首大会(平成31年1月14日開催)

平成31年1月14日に「ことふみ郡山 第4回小学生百人一首大会」 無事終了しました。 結果発表↓ 参加した小学…

百人一首の歌の順番には、実はとても深い意味があります
百人一首は、大化の改新の立役者として有名な天智天皇の御代から、平安時代後期、武家政治が台頭し、500年間続いた貴族社会が崩壊するまで...
[七番歌]天の原 ふりさけ見れば、、は、どういう状況で詠まれた歌でしょう
 天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも 安倍仲麿(あべのなかまろ) この歌は、遣唐使として唐に渡っ...
[八番歌]我が庵は 都の辰巳 鹿ぞ住む、、 は、氏のありがたさを
 我が庵は 都の辰巳 鹿ぞ住む 世をうぢ山と 人はいふなり 喜撰法師 「私のすむ庵は、都の東南の方角にあって、私はそこで...
花の色は 移りにけりな いたづらに         我が身世にふる ながめせしまに        …

「花」は「桜」?

小野小町の「移りにけりな、、」は老いを嘆く歌って、ホント?
花の色は移りにけりないたずらに  わが身よにふるながめせしまに                  (小野小町 おののこまち) ...

[十番歌] これやこの 行くも帰るも、、
これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも あふ坂の関 蝉丸 盲目で琵琶の名手であったと言われている隠者 蝉丸のこの歌...
[十一番歌] わたのはら 八十島かけて、、 は、遣唐使廃止を
わたのはら 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 人には告げよ 海人の釣舟 参議篁(たかむら) 作者の小野篁は、小野小町のおじい...

百人一首は、三部構成?
百人一首の歌の順番には、意味がある、と、『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』には、書かれています。 一番歌「秋の田の かり...
[十二番歌] 天つ風 雲の通ひ路 吹きとぢよ、、 は、遣唐使廃止の歌?
 天つ風 雲の通ひ路 吹きとぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ 僧正遍昭(そうじょうへんじょう) 作者の僧正遍昭は、桓武天皇...
[十三番歌]筑波嶺の 峰より落つる みなの川、、は、素直な恋心を
 筑波嶺の 峰より落つる みなの川 恋ぞ積もりて 淵となりぬる 陽成院(ようぜいいん) この歌は、陽成天皇の御製で、『後...

[十四番歌]陸奥の しのぶもぢずり たれゆえに、、
陸奥の しのぶもぢずり たれゆえに 乱れそめにし われならなくに 河原左大臣(かわらのさだいじん) 河原左大臣は、嵯峨...
君がため 春の野に出でて 若菜摘む、、は光孝天皇の和歌です(百人一首かるた15番歌)
君がため 春の野に出でて 若菜摘む 我が衣手に 雪は降りつつ 光孝天皇(こうこうてんのう) 君に捧げようと 春の野原に...

[十六番歌] たち別れ いなばの山の 峰に生ふる、、
たち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む                     中納言行平(ちゅうなごんゆきひ...
[十七番歌]ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川、、は絢爛豪華な屏風絵に添えられた
ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは (在原業平朝臣/古今集) 人気コミックや映画でおなじみのこの...
[十八番歌]住之江の 岸に寄る波 よるさへや
住之江の 岸に寄る波 夜さえや 夢の通ひ路 人目よくらむ (藤原敏行朝臣) 住之江は、今の大阪、住之江区。住吉神社があります。 ...

二十番歌
侘びぬれば 今はた同じ 難波(なには)なる みをつくしても 逢はむとぞ思ふ

二十一番歌

小倉百人一首は”恋の歌”、、、だけ? [二十一番歌]今来むと いひしばかりに長月の
百人一首と聞くと、「恋の歌だよね~」 多分、多くの人がそう思っていると思います。 もちろん、私も漠然とそう思っていました...

二十三番歌
月みれば 千々に物こそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど

二十四番歌

[二十四番歌]このたびは 幣もとりあえず、、菅原道真の心とは
このたびは 幣もとりあえず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに 菅家 この度の旅は(掛け言葉ですね)、道中の安全を願って神にささ...

二十六番歌
小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今一度の みゆき待たなむ

二十七番歌

みかの原 わきて流るる いづみ川 いつ見きとてか 恋しかるらむ

[二十七番歌]みかの原 わきて流る るいづみ川、、にみる天平文化への想い
みかのはら わきて流るる いづみ川            いつ見きとてか 恋しかるらむ 中納言兼輔(ちゅうなごんかねすけ)877-9...

二十九番歌
心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花

三十番歌

[三十番歌]有明のつれなく見えし別れより、、は、”名歌”の誉れ高い歌 
有明の つれなく見えし 別れより あかつきばかり うきものはなし 壬生忠岑 有明の月が、とてもそっけなく見えたあの別れの日か...

三十一番歌

[三十一番歌]朝ぼらけ有明の月とみるまでに、、 は情景歌といわれるけれど、、
朝ぼらけ 有明の月と みるまでに  吉野の里に 降れる白雪 古今集 / 坂上是則(さかのうえのこれのり) 坂上是則(さかのうえのこれ...

三十五番歌
人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける

三十六番歌
夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ

三十八番歌
忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな

四十番歌
忍ぶれど色に出でにけりわが恋は ものや思ふと人のとふまで

忍ぶれど色に出でにけりわが恋は、、は歌合せで披露された歌ですって(百人一首かるた40)
忍ぶれど色に出でにけりわが恋は ものや思ふと人の問ふまで 平兼盛(たいらのかねもり)/拾遺集 誰にも知られまいと心に秘めて隠...

四十一番歌
恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか

恋すてふ 我が名はまだき 立ちにけり、、は歌合せで披露した歌だよ(百人一首かるた41)
恋すてふ 我が名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか 壬生忠見(みぶのただみ) / 拾遺集 恋をしているという私の噂が...

四十二番歌
契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 浪こさじとは

契りきな、、の 「すゑの松山」と貞観地震 ~百人一首かるた42~
契りきな かたみに袖を しぼりつつ すゑの松山 波こさじとは 清原元輔(きよはらのもとすけ)/後拾遺集 私たちは固く約束しま...

五十番歌

[五十番歌]君がためをしからざりし命さへ、、 は、熱い恋の歌だけど、、、
君がため をしからざりし 命さへ ながくもがなと 思ひけるかな 御拾遺集 /藤原義孝(ふじわらのよしたか) あなたのために ...

五十四番歌
忘れじの 行く末までは かたければ 今日(けふ)を限りの 命ともがな

五十七番歌

[五十七番歌]めぐり逢ひて見しやそれともわかぬ間に、、 は、幼なじみのことを詠った歌ですって
めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月...

五十九番歌
安らはで 寝なましものを 小夜更けて かたぶくまでの 月を見しかな

六十一番歌

[六十一番歌]いにしへの 奈良の都の 八重桜、、、 ~百人一首かるた
いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に 匂ひぬるかな 詞花集 / 伊勢大輔(いせのたいふ)  昔栄えた奈良の都の八重桜が...

六十二番歌

[六十二番歌]夜を込めて鳥のそらねははかるとも、、清少納言のこの歌は、、
夜を込めて 鳥のそらねは はかるとも よにあふ坂の 関はゆるさじ 御拾遺集 / 清少納言(せいしょうなごん) 紫式部と並んで...

六十八番歌
心にも あらで憂き世に ながらへば 恋しかるべき 夜半(よは)の月かな

[六十八番歌]心にもあらでうき世にながらへば、、三条天皇の想いとは、、
心にもあらでうき世にながらへば 恋しかるべきよはの月かな 三条院(さんじょういん)/後拾遺集 心ならずも この辛い浮世を生きながらえ...

六十九番歌

[六十九番歌]「三室の山」は神々が降臨する山
嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は 竜田の川の 錦なりけり 能因法師(のういんほうし) この歌は、後冷泉天皇の時、宮中で行われた...

七十番歌

[七十番歌]寂しさに宿を立ち出でてながむれば、、
寂しさに 宿を立ち出でて ながむれば いづくも同じ 秋の夕暮れ 御拾遺集 / 良撰法師(りょうせんほうし) あまりにさみしい...

七十一番歌

夕されば 門田の稲葉 おとづれて 葦(あし)のまろやに 秋風ぞ吹く

九十二番歌
わが袖は 潮干(しほひ)に見えぬ 沖の石の 人こそ知らね かわく間もなし

九十三番歌
世の中は 常にもがもな 渚漕ぐ あまの小舟の 綱手かなしも


五色百人一首 青札 和歌の意味↓

「青札一覧」(五色百人一首かるた)
青札にある20首の歌について、意味など知ってほしい事柄を書き綴っていきます。 書いたものから、順次リンクを張っていきますね。 ...

緑札↓

五色百人一首かるた「緑札一覧」です。 意味等については、それぞれの和歌からのリンクでご覧いただけます。 &nb…

心にとめておきたい和歌の数々↓

和歌の歴史は、かれこれ二千年。 ”五七五七七”という僅か31文字の中に心を詠みこむ、 この表現形式が二千年間ず…

第4回小学生百人一首大会

平成31年1月14日に「ことふみ郡山 第4回小学生百人一首大会」 無事終了しました。 結果発表↓ 参加した小学…

第2回小学生百人一首大会は、平成28年8月21日に開催しました↓

ごあいさつ ★キッズパーク古典探検隊では、概ね毎月一回、主に祝日午前に「論語の素読と百人一首」を行なっています…

お正月学習会 平成30年1月に開催しました。

子供だけしか学べないなんて ずるい! 親だって学びたい! 大人だけど、知りたい!   そんなリクエス…
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